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基本を大切にできる者が優秀と言われる理由

学習塾(試験対策塾)などでは、比較的頭のよい学生が通っています。
しかし、多くの講師陣も経験談から指摘するのは、計算高く頭のよい学生に限って、能力を過信してしまう点です。
テストで全問の答えが解ったとしても、答案用紙に名前を書き忘れたり、解答欄がズレて記入していることも実際にあるようです。
どれだけ秀才でも、この場合の点数は0点です。
この基本の部分を軽視してしまわないことは大切です。
見栄えが良ければ逆に綻びが目立ちます。
基本を押さえる、こうした授業を学習塾などでは徹底して指導します。
同じように幼児教育では、幼稚園でも家庭内でも両親や保育士、お祖父ちゃんやお祖母ちゃんが教えてくれるようなことを大切にするだけで、本当の意味で優秀な人になれるのです。
例えば、「挨拶をしなさい」「ありがとうの言葉を言うのよ」というようなこと、これが基本です。
いちいち細かい、うるさいと思う精神年齢の問題もあるとは思いますが、単純なことだけども継続していくのは難しいのです。
続けられないから、何度も口酸っぱく大人は教えるのです。
単純で軽視すれば負のスパイラルに陥ってしまいます。
教育者はその落とし穴を埋めるために助言するのですから、損はしません。
しっかり聞き入れましょう。

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