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自分のためになる正しい時間の使い方

仕事に必要となる知識・技術を習得したり、小学校や中学校ならば一般教養を身につけるでしょう。
仕事でも勉強でも、できる人とは即時処理が上手な人で、やるべきことをすぐその場でやってしまいます。
できない人の特徴は、講師や上司いわく、何かをしなければならなかったり、決断する場合に「後で」という言葉をよく使うことを指摘しています。
どんなことでも後回しにすると、それを終わらせるまでに時間がかかります。
すぐに取りかかる時の何倍もの労力を使うことは容易に想像できます。
例えば、授業中、ノートを取らなければならないのをチャイムが鳴るまで先延ばしにしたことで、黒板の文字は消されてしまいます。
その場であれば、講師の話しを聞きながら、黒板に書かれた内容をノートを取り、加えて要点をまとめることができ、質問があれば挙手して質問ができ、問題が一度に解決します。
ムダの少なさは、即時処理だけではなく後始末にもいえます。
使った道具はすぐに定位置に片づける、靴を脱いだら揃える、家庭教育にも通じます。
ですから、幼児教育の段階からクセづけさせるのです。
そうすれば、さほど大変だとは思わなくなります。
学習塾などでも課題を山積みにさせない、学校でも山のように出す夏休みの宿題について、後からまとめてやるほうが面倒なことであることを指導するほどです。

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